新江千代

新江千代 略歴
1983年東京生まれ。英国のロンドン芸術大学ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションにて服飾デザインを専攻、学士取得。あるとき、頭から離れない柔ら かく有機的な形を取り出して現実世界に置いてみたいと思い、ドローイングや布を使った立体作品を作りはじめる。制作を進めていく過程で、空虚でとらえどこ ろのないその有機的な形が、幼少期に他界した父と、父の『不在』そのものへ愛着に起因していると気付く。以来、主に不在や記憶・喪失などテーマに作品を制 作発表している。

水たまりが乾いたあとで
新江千代個展 2017.7/13-7/30
after a paddle dries up
chiyo arae solo show

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コンセプト/展示内容

道路にできた水たまり。やがて水が乾いたあと、その上で日常は繰り返される。でも、水たまりはあった。あとに残ったのは何だろう。ただのへこみか、それとも無か。 『何か』や『誰か』が消えた後に残る、不在という曖昧で柔らかい何か。時間と共に変化する、自分や他者の記憶と不在との関係について探っています。
本展は、布や糸、写真を用いて制作された新作インスタレーションと半立体作品を中心に構成される。