2023年展覧会

【 見一眞理子展 ー日々のことー 】

2023年12月7日(木)ー12月24日(日)
OPEN 木金土日 12:00-19:00
close 月火水
見一眞理子 略歴・作品

「Strada per Sorrento」
M8号/油彩

描くことの楽しさや癒しを日々の生活の中に見出し、生まれる作品は画家の心の結晶。
独特な空気が漂う作品たちをお楽しみください。

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【 田中さえ 展 ー忘れる 紡ぐ 日々ー 】

2023年11月9日(木)ー11月26日(日)
open 木金土日 12:00-19:00
close 月火水
田中さえのページ

「願い」2023
パネル・アクリル絵具 他
400x325mm

「リビング」2023年
400x300mm, water color on paper

「光の部屋」2023年
910x727mm,acrylic on panel

「光の部屋」はいろいろな色彩の絵具を何層にも重ね、それを削ると下に塗った色が思いがけない現れ方して、その変化が楽しいと。

久しぶりの個展です。2019年の作品発表以来、生活にも変化があり、なかなか思うように制作出来なかったようです。
今回は心機一転、素材もビーズなどを使ったあり、美術表現の広がりを求めて実験的な挑戦をしています。
新たな出発と位置付けています。

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【明田一久 彫刻展】

2023年10月12日(木)ー10月29日(日)
OPEN 木金土日 12:00-19:00
CLOSE 月火水
明田さん在廊:初日、各週土日在廊予定です。

「ポッポレース」2023年 黒御影石、真鍮、顔料 W220,H255,D105mm

明田一久ホームページ
土日画廊 明田さんのページ

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[安藤 祐 展 ー旧作によるー]

2023年9月7日(木)ー9月24日(日)
OPEN 木金土日 12:00-19:00
CLOSE 月火水
安藤さんは、毎週土曜日に在廊予定です。
[安藤 祐]過去の情報はサイドバーからお入りください。

「T字路」油彩、91x73cm

安藤さんの初期の作品を15点を展示いたします。
当画廊ではこれまでに”回転”をテーマにした平面やオブジェの作品を紹介してきましたが、
60〜70年代にかけての作品は、油彩や水彩で描かれている具象の作品が多くあります。
車窓シリーズ、団地シリーズ、舞踏シリーズ、他、時代によりテーマの変遷があり、一つ一つが
徹底して追求されています。
どのテーマも底に流れる空気にはシュール感があり、視覚的な倒錯感や言葉にあらわせない
深層にある感覚を引き出そうとするかのようで、それは今にまで繋がります。

今回の作品は、”バルテュス”風に描いてみた、という4点に、舞踏シリーズの一部などで、
秩序立つ絵画以前のもっと生の状態の作品もあります。
美術家 安藤祐さんの”仕事と人物”を理解する上で一助になる展示になると存じます。

暑い日々も暫くは続くようです。
扇風機に自然の風があれば最高に快適、という空間ですので涼しい服装でお出かけくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

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【常設展示】

2023年6月22日(木)ー7月9日(日)
OPEN 木金土日 12:00-18:00 (常設展時間)
CLOSE 月火水

展示作品:画廊コレクションより
日本画、油彩、水彩、ガラス絵、手描き友禅ほか
風景、静物などを描いた小品 11点。

手描き友禅/佐藤洋宜

墨、水彩他/中西 和

「家路」中西 和

少しずつ集まって来た作品たちです。
梅雨の晴れ間にでもお出かけ下さいませ。

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【 井上まさじ 展 】

2023年5月18日(木)ー6月4日(日)
OPEN 木金度日 12:00-19:00
CLOSE 月火水

acrylic on board、300x300mm、2023年

井上まさじさんマガジン”ー「アートと暮らしの本」内
過去の作品” ”略歴など

新作10点と旧作を展示いたします。
井上さんは残念ながら在廊できません。

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【 中西 和 展 】

2023年4月13日(木)ー4月30日(日)
OPEN 木金度日 12:00-19:00
CLOSE 月火水
中西 和 の情報
中西さんの在廊予定:13日(木)、22日(土)
土日画廊 03-5343-1842

「由比ヶ浜通りの花屋」 230x480mm

日々の暮らしの何気ない物や風景は、雑が削ぎ落とされ昇華された存在となって中西さんの絵画世界に現れています。
春爛漫、お散歩がてら是非お出かけ下さいませ。

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【常設展示  版画を中心に  】

2023年2月23日(木)ー3月12日(日)
open 木金土日 12:00-18:00 (常設展時間です)
close 月火水

秋山史子 プリンターから出力 ’08  2点を上下に並べました。

今泉省彦 「カロンの舟 ダンテの棺 ’97」ほか2点

遠藤 昭  紙に鉛筆、多分コーヒで着彩。ほか3点

竹田邦夫 「TEHULOTEPEC 2 」木版画 ほか1点

長野順子 「緑化計画 ’13 」銅版画 ほか2点

鍋田庸夫 「Still life – Standing there ’91」

他。

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【 佐藤公紀 素描展 】
2023年1月13日(金)ー1月29日(日)
開廊時間 12:00-19:00
休廊日  今回に限り 水曜日、木曜日

23.8.30

25.5.12

大正9年に山形県松山町(現 酒田市)に生まれた佐藤は20歳で伊藤深水の門をたたき、その影響を受け生涯の道となる”美人画”探究へと歩み始めます。
深水、上村松園、鏑木清方など先人たちの作品を模写し伝統を学びつつ、新しい息吹を感じる美人画を追求します。時代はすでに戦後、混乱の中にも人も物も希望と変化とに満ち溢れた時代です。戦争から帰還し20代半ばの佐藤も当然ながら新しい時代に希望と可能性を見いだしたことは容易に想像できます。

膨大に残された素描の中から、今回は戦後数年間に描かれた素描を中心に展示いたします。身近な風景、植物、身内やモデルの人々をモチーフに描かれた素描は、衣装や髪型など昭和の香りが漂い、古い映画の一場面を思い起こされるような楽しさもあります。
同じ人物、同じポーズで繰り返し描かれているものもあり、本画にしようとしていたのか、制作への意欲を感じます。

素描は描く対象と画家との関係が直接的で生の感性が反映されている場合が多いです。時に生活感を感じたり、本画にはあらわれない画家の一面を覗くことができます。現役、物故作家にかかわらず、そのあたりが素描の面白く興味深いところです。

鬼籍に入り随分と昔の画家ではありますが、今でも故郷の酒田市では人気があり、お盆には美人画の”絵灯籠”が展示され、夏の風物詩になっています。
そんな画家の息遣いを”素描”の中に発見して楽しんでいただければ嬉しい限りです。

佐藤公紀 略歴
大正9年  9月8日 山形県鮑海郡松山町に生まれる。
昭和15年  6月 伊藤深水に師事。
昭和23年  長野県に疎開中の深水の内弟子として住み込む。
昭和24年  師と共に神奈川県北鎌倉に移転。
12月、帰郷、以後郷里松山町で制作活動。
昭和41年  再上京、以後東京で制作活動。
昭和50年  第一回美人画個展を新宿伊勢丹で開催。
以後同デパートで計四回開催。
昭和51年  東京銀座・東京セントラル絵画館で個展。
昭和54年  山形県酒田市・清水屋デパートで個展。
昭和56年  静岡県浜松市・松菱デパートで個展。
昭和59年  名古屋市・丸栄にて個展。

平成3年  郷土松山町で第8回阿部次郎賞を受賞。
令和2年  「佐藤公紀生誕100年展」(松山文化伝承館)

パブリックコレクション:酒田市美術館、松山文化伝承館

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